こんにちは、井上向介です。アラフィフ、サラリーマン。子供2人は社会人となり独立。現在、妻と二人で生活しています。
この記事では、2023年4月の株式運用結果を公開しています。
2023年4月の運用結果
2023年4月の株式の運用結果は、含み益が大きく減りました。また、GWにかけて決算発表が本格化するため、持ち株をいったん手じまいしました。残っているのは2銘柄のみです。
【先月からの変化】
- 4月購入分も含め9銘柄を売却
- 1銘柄で損切りが遅れ-23,000円の大きめの損失発生
- 決算前に手持ちを減らす
運用実績
これまでの運用結果は下表のとおりです。今月初めて利益が発生しました。しかし、先月の含み益からすると大きく減っています。。。
運用資金
現在の私の運用資金は200万円です。
個別取引の損益
この5ヶ月で売買した銘柄は、14銘柄となります。参考までに個別株の損益をまとめてみました。まだまだ試行錯誤中なので、すべて100株での取引です。
【個別損益】
利益 | 損失 |
+1,000 | -5,500 |
+33,700 | -4,700 |
+1,500 | -7,300 |
+1,800 | -6,600 |
+31,800 | -22,800 |
+2,400 | -7,700 |
-1,800 | |
-7,000 | |
合計+72,200 | 合計-63,400 |
「損小利大」を目指す
目標は「損は小さく利益は大きく伸ばす」です。2銘柄を大きく伸ばすことができ(本当はこれでもだいぶ減りました、、、)、そのおかげで勝率の悪さ(小さな損失)をカバーしています。
一銘柄だけ「明日には、次こそは戻す」と損切りが遅れてしまい、結果として大きな損失となってしまいました。その銘柄の現在値は私が損切ってから、さらに300円ほど下がっているので逃げて正解でした。
2,000円以下の小さな利益は、損失を出すぐらいなら微利益で撤退という考え方からきていますが、この辺りは後述する「今後の課題」となっています。
当面は静観姿勢
5/12頃までは決算発表が本格化しますので、当面は売買は行わず静観の予定です。ここで無理して株を買って「決算ギャンブル」をする必要はないと考えています。
しかし、中長期保有ではこの決算は避けては通れないイベントですが、本当にギャンブルです。特に「ハズレ」の場合は、これまでの利益が1日2日で吹き飛んでしまうこともザラなので、とても怖いです。
今後における「5つの課題」
12月に再開した株取引も今月でいったん一区切りとなりました。幸いにもトータルではプラスを維持してここまで来れました。
この5ヶ月の取引で感じたことをまとめると、今後における私の課題は次の5つです。
【今後の5つの課題】
- 銘柄選択精度の向上
- 売買タイミング精度の向上
- 人気株やIPO株への関わり方
- 損切り耐性
- 生き急がない(毎月の利益は気にしない)
①銘柄選択精度の向上
私は過去にデイトレードメインの取引をしていました。そのため「企業の業績」については、まったく気にも留めていない状況でした。その日、株価が動くことが正義で、業績などどうでもイイという感覚です。
実際、今でも銘柄選択の基準はチャートの形となっています。しかし、中長期目線で株を保有するなら、業績を考慮に入れる必要があることを感じています。
②売買タイミング精度の向上
書籍「デイトレード」や他の本にもありますが「トレードの8割は引き金を引くタイミング」で決まります。
つまり「どの位置で買うか」が非常に重要ということです。
この辺りについても今後改善させていく必要があると考えています。
重要なことは「大衆と同じにならない」すなわち、“高値を買い、安値で売る”ことを避けるべきなのですが、人間の本能的な性質に関わる部分なので意図的に改善していかなければなりません。
③人気株やIPO株への関わり方
今月は人気株やIPOで悲喜こもごもな出来事がありました。
- アースインフィニティ:3日連続ストップ安
- ipace:2日連続ストップ安
人気株やIPO株は短期間で急上昇する半面、短期間で急落もします。ストップ安張り付きで逃げられないのは、メンタル的に非常に良くありません。
幸い私はこれらの銘柄に関わっていませんでしたが、今後の関わり方についてどうすべきか悩んでいます。
選択肢としては①最小限の枚数で挑戦する、②まったく見ないし触らない、のいずれかを検討中です。
「バンドワゴン効果」については知っておくべき
今回やこれまでに不幸にも人気株やIPO株で痛手を受けた人は「バンドワゴン効果」については、理解しておくべきです。
これを知っておくだけでも株取引における、多くの損失を回避できます。
⇒【本から学ぶ】デイトレード バンドワゴン効果 投資の精神面について学ぶ
④損切り耐性
これから何度も取引をする中で、毎回株価の底を買い続けることは、当たり前ですが不可能です。いくら底値を狙って買ったとしても必ず、そこから下がる場面が発生します。
この時に「どこまでの値幅を損切り幅として設定するのか?」
この辺りの値幅を自身でも決めかねています。私自身、損失に対するストレス耐性がとても小さいことを実感しています。
その理由はデイトレの名残があり、何度も入りなおせるデイトレでは損切りは最小限、同値撤退も当たり前、さらには翌日への持ち越しはしないので、日常的に損失を抱えることに慣れていません。
しかし、中長期目線では一時的な損失を抱えることはやむを得ない、むしろ当たり前のこととして「一時的な損失とつき合っていく」必要があると理解しています。
⑤生き急がない(毎月の利益は気にしない)
これまでの5か月間の取引を見ると、少し「生き急いでいる」感じがします。
兼業のため、毎月の収入は本業で確保されているのだから「(株で)今月いくら儲かった」という考え方を持つ必要はない、ということを理解していく必要があります。
最悪、「損失さえ出さなければ市場に留まり続けられるので、いつか勝てるようになる」ぐらいの気持ちでやるのが、肩の力が抜けてイイ方向に向かうのでは、と思っています。
今後の方針
私の今後の方針をまとめると、
- 大きく伸ばせる銘柄を見つけるために⇒【課題①】銘柄の精度を上げる
- 損失を低く抑えるために⇒【課題②】売買タイミングの精度を上げる
- 【課題④】日常的な損失への精神的耐性をつけていく