くらしの話

子供の独立後、失敗したと感じたこと 学んだこと【体験談】

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こんにちは、井上向介です。アラフィフ、サラリーマン、4人家族。子供2人は社会人となり独立。現在、妻と二人で生活しています。

この記事は、「子供が独立して約1年が経過して私が感じたことや、失敗したと思ったこと」についてまとめた記事です。

【こんな悩みありませんか?】

  • 子供が社会人を迎え独立させたいが、親として寂しい
  • 子供が一人で生活していけるか心配だ
  • 独立した子供は、どれくらいの割合で帰省するのか?資金援助は必要?

結論:失敗したと感じたのは「遠方に行ったこと」、それ以外はまったく後悔なしです。子供は一人でも上手くやっていけます。思い切って独立させましょう。

子供の独立に踏み切れますか?

今まで20数年間、当たり前のように一緒に暮らしていた子供を、就職を区切りとして独立させることが出来るのか。小学校の入学など成長に伴う思い出に浸ると、せめて結婚までは一緒に暮らしたい。という気持ちが湧いてきます。

私も子供を持つ親として、その気持ちはとてもよくわかります。私自身、長女が家を出ることが決定してから、実際に家を出るまでの間に「無理に独立させなければよかった」と後悔したこともあります。

長い目で見れば独立が正解

しかし、子供が独立して約1年が経った今、「あの時の決断は間違っていなかった」と言えます。「今日の朝食はなに?夜ご飯は?」といって、食事の用意も洗濯も自分でしていなかった長女が、今では休みの日は洗濯から掃除まですべて自分でやっています。

少ない給料をやりくりして、東京生活を楽しんでいます。こういう状況を見ると、「大きく成長したな」と思います。本当に独立させてよかったと感じています。

ぬるま湯だと子供は自立できない

いつまでも子供と一緒に生活するのは楽しいですが、それでは子供が自立できません。20代前半であれば、「まぁそれでもイイか」という感じです。しかし、30歳、40歳となったときに子供(と呼べない十分な大人)が、食事は親が用意、掃除・洗濯も自分で出来ないとなると、さすがに子供の将来が不安になります。

その頃になって、急に独立させようとも今度は子供側が、上げ膳据え膳のぬるま湯生活から抜け出せなくなります。就職は絶好のチャンスです。思い切って独立させる道を考えてみましょう。

⇒【子供の独立】子供が独立しない4つの原因と独立させる方法

子供が独立して1年間の【体験談】

子供が独立して夫婦2人の生活となり約1年が経過しました。「これから子供を独立させようか悩んでいる人」に向けて、この1年の「体験談」を記載していきます。

最後の子供の独立がつらい

私はよく長女のことを書いていますが、長男の独立時はそれほど寂しいとは感じませんでした。理由は明白で、長女がまだ家に残っていたからです。また、長男は独立といってもいつでも会える距離にいたのも大きな理由です。

しかし、最後の子供が独立すると本当に夫婦2人だけになってしまい、「子育ての終了」を強く実感することになります。

寂しいのは最初の2週間

確かに私も妻も、家にポツンと2人だけとなった時は寂しいと感じました。「今日から2人かぁ~」という感じです。ほとんど荷物のなくなった子供部屋を見ると、センチメンタルな気分になります。もっとも、今では非常に便利な物置部屋になっていますが(笑)

しかし、そんな感傷も2週間もすれば慣れてしまいます。それに子供とはLINEやZoomでコミュニケーションもとれるので、身近には感じることはできます。

長女からは、ほぼ毎日仕事の愚痴のLINEが鳴りまくっています。

会えるのは年に2回だけ

長男は近くに住んでいるのでいつでも会えるのですが、東京の長女とは独立後、1年で2回しか会えていません。夏のお盆と、正月明けの2回です。いずれも長女が帰省しました。これとは別に妻が一度、長女の家を訪問しています。

これに関しては、さすがに関西と東京では距離が遠すぎたと後悔しています。

1回の帰省で約5万円の資金援助

社会人1年目なので給料も安いです。そのため帰省時の交通費(新幹線代)は、親側で負担しています。その他、家族みんなで集まって食事会もするので、だいたい1回の帰省で5万円ほどの費用負担が発生します。

生活のリズムは楽になる

夫婦2人だけなので生活のリズムは非常に単純でストレスがなくなります。子供だけ一人帰りが遅い場合や、急に夕食はいらない、今度の休日は家にいない等々の予定を確認する必要もなくなります。子供との喧嘩もなくなります。

【こういった点が楽になります】

  • 毎日の子供の食事の準備をする必要がない
  • 休日も子供のことを気にせず自由に出かけることができる
  • 妻の予定だけに合わせればいいので楽

失敗したと感じたこと ⇒距離が遠い

子供を独立させたことについては、まったく後悔していません。むしろ、絶対に独立させてよかったと断言できます。ただ、先ほども述べましたが関西と関東では距離が遠すぎます。この点だけは、「もっと近場にしてもらえばよかった」と後悔しています。

ただ、親の都合でそこまで要求できないのも理解しています。「家は出てもらう。ただし、実家の近くに配置してくれる会社にするように」などと親が子供の人生に条件を付けるのは無茶苦茶です。

子供は二度と帰ってこない

長男、長女共に、もう2度と実家に戻ってくることはないと思っています。一度ひとりの自由気ままな生活を知ってしまうと、今更生活ペースを制限される他者(例えそれが親でも)との生活は無理だというのが理由です。

親側としても同居はもういいかな

妻の気持ちは分かりませんが私自身も、もう子供との生活はイイかなと考えています。お互い個々の大人として、少し距離を置いて生活したいと考えています。これは子供同様、私と妻の生活ペースを乱されたくないという理由もあります。

妻(夫)と2人の生活は大丈夫ですか?

子供を独立させた後は、妻(夫)との2人だけの生活が始まります。夫婦関係は大丈夫でしょうか?今までは子供がいることで「場が持っていた」ということであれば、2人の生活が逆にストレスになる可能性もあります。

とくに夫婦の会話や家事の分担など、お互いが協力して生活していく必要があります。子供が巣立った後に夫婦関係がギクシャクして「離婚」とならないように、注意しましょう。

⇒【夫婦円満】子供の独立後 夫婦関係がうまくいく方法

それでも子供が心配な人へ(3つの「でも」)

それでもやはり自分の子供は上手くやれるのだろうか?と心配されている親御さんもいるでしょう。そこで心配になりそうな3つの「でも」について、解説します。

でも、上手く生活できるか心配

長男・長女共に家にいるときは、食事の用意はもちろん、掃除や洗濯などもほとんどしたことがありませんでした。しかし、家電が発達した今は、

  • 掃除:スイッチを入れるだけ
  • 洗濯:ボタンを押して洗剤を入れるだけ
  • 食事:米ぐらい炊けるでしょう。おかずは、最悪コンビニかスーパーで

という具合に、自炊以外は特段難しい点はありません。

長男・長女共にお米は炊いて、おかずはスーパーの総菜で済ませることが多いようです。昼はどうしてもコンビニになってしまうのは、しかたのないことでしょう。

近隣トラブルもなし

一人暮らしで一番心配なのが近隣トラブルです。2人とも今のところ問題はないようです。周辺からの騒音や苦情もないとのこと。そもそも、隣にどんな人が住んでいるのかすら、よく知らないようです。人間関係が希薄になっていますが、こういう点ではわずらわしくなくていいです。

でも、会社になじめるか心配

これに関しては私の場合は、長女が心配です。あまり職場の先輩と上手く行っていないという相談をうけています。しかし、会社で上手く行かないことと、独立することは関係がないと考えています。

確かに今のご時世、長男・長女の同期も1~2年経たないうちに、簡単に辞めていくようです。離職に関しては「我々の時代とは違う」と頭を切り替えるしかありません。

相談できる環境は確保する

独立すると実家で同居している時より、家族に相談できる機会は激減します。そのため、親側でもマメに連絡をして子供が相談しやすい環境を作ることが大事です。我が家では、LINEと月1でのzoomで子供の様子を確認しています。

⇒子供が会社を辞めたい、つらいといった時の対処法

でも、お金が足りるか心配

確かに新卒の給料は安いです。その状況で一人暮らしとなると金銭的な負担も大きくなります。子供からのヒアリングでは、贅沢はできないが生活苦になるほどお金が足りないということはないようです。

逆に金銭感覚やお金の使い方を学ぶ良い機会だと考えています。