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8月からマッチングアプリで活動していた長女だが、ようやく9月中頃お付き合いする男性が見つかったようだ。期間にして1ヶ月半。これが長いのか短いのかは目的によると思う。とにかく恋人が欲しいというだけなら、ある程度「誰でもイイ」ので自分の選択肢を広げれば成立の可能性は高くなる。
だが、結婚を見据えてとなると相性に加えて、ある程度相手の収入や仕事内容も選定項目に入って来る。もっとも、相手がどの程度の動機(軽い恋人探しなのか、結婚相手探しなのか)かは、まだハッキリしないので難しいところでもある。
未婚率の高さもうなずける
しかし、たった一人の男性と付き合うまでに、どれぐらいの労力を要するのか。マッチングアプリで多数の相手と常にやり取りを繰り返し、会う段取りから、そつない会話を経て相手を選ぶ。その労力を考えただけでも疲弊しそうだ。これでは途中でめんどくさくなって放り出しその結果、未婚率が上昇するのもうなずける。
この原因は何だろう
このようなハードルの高さの原因は何なのだろうか考えてみた。その結果、以下の3つが考えられる。
①若者の絶対数が減っていること
②セクハラ関連等で気軽に声をかけられない
③SNSによる情報過多、いわゆる「耳年増」状態で理想ばかり高くなっている
④スマホを見るのに忙しい
この4つではないかと考えられる。致命的なのは①、②で、人は減るわ、会うチャンスは減るわ、のダブルパンチで恋人を作ることのハードルが、昔に比べ爆上がりしているのだと思う。携帯もない時代であれば、とりあえず会ってみようということで、お互いを知る機会も多かったし、相手も職場やバイト先で見つけたので、お互いある程度相手の事も知ることが出来たというのも大きいだろう。
そして④も影響大。とにかく、スマホを見るのに忙しく他に割く時間が圧迫されている。「スマホ辞めれば」というのは、通じる世界ではない。やることが多くて恋愛に割ける絶対的な時間が減っている。
ようやく第一歩
長女も当然これでゴールではない。結局は1,2ヶ月でサヨウナラということもあり得る。そうなるとまたマッチングアプリでの連絡のやり取りからのやり直しである・・・考えただけでも疲れる。少子化は結婚してからの問題だが、まずは「結婚するまで」の対策を考えた方がイイかもしれない。
