学歴評価の是非については、いまだに議論が収まる気配はない。最近は学歴不要論も広がっているが私は「学歴評価はなくならない」と考えている。なぜなら社会において評価指標は必要だからだ。
評価指標は世の中にいくらでもある。年収、SNSのフォロワー数、youtubeの再生回数、ブログのPV数、TVの視聴率、商品の売上額など枚挙にいとまがない。学歴もこの中のひとつに過ぎない。学歴評価を否定することは同時にその他の評価指標すべてを否定することになる。
なぜ評価指標が必要なのか?それは何か(他人)を評価・選択するためには何かしらの物差しや判断基準が必要だからだ。牛乳1本買うにも無意識に他店と比べるたりすることもそれに該当する。
「学歴不要論者」の発言を安易に鵜呑みにするのは危険だろう。例えば「(youtuberを目指すなら)学歴は不要」と読み替える必要がある。逆に大手企業に就職したいなら学歴は必須だ。要は自分が進みたい道に求められる評価指標は何か?ということではないか。
ただ、これらの評価指標が一切不要な生き方もある。トレーダーだ。これは完全に自分の実力だけで一切を他人に依存しない。