株式投資をやるなら日経新聞と四季報は読まないと、なぜか基本事項の様に言われている。では実際に日経新聞と四季報を読めば投資で勝てるのだろうか?私の答えは「No」である。読んだだけで勝てたら誰でも大金持ちだし、ファンドマネージャーも必要ない。
私も過去には四季報を買ったり、四季報オンラインを活用していた時期もあったが好決算だから上がる、なんて世の中そんな型どおりの単純な結果にはならない。もちろん、四季報を読み込んで実際に利益を上げている人も世の中には数多く存在するだろう。しかし、そこに到達する方法も分からないし正直その労力も面倒と感じてしまう。
私の今のもっぱらの指標は楽観と悲観を感じ取ることだけだ。どんなに好決算でも2024年8月のような暴落には抗えない。そういうタイミングを地味に待つことにした。バフェットのいう「オッズのずれた賭け」である。ただ、日経ヴェリタスだけは購読している。勝つのが目的ではなく相場の情報に触れておくためだ。