生き方の話

今すぐ実践できる「お金持ちの考え方5つ」 思考から変えていく

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こんにちは、井上向介です。アラフィフ、サラリーマン、4人家族。子供2人は社会人となり独立。現在、妻と二人で生活しています。

この記事は、お金持ちの考え方」について学ぶ記事です。最近、お金持ちそれも大富豪と呼ばれる人たちに関する本を2冊読んだので、そこに書かれていたお金持ちの考え方についてまとめました。

この記事で分かること
  • お金持ちの考え方とは
  • お金がなくとも実践できる5つの考え方
  • 考え方の効果

結論、私自身次の5つの考え方を心がけるようになりました。

【習いたいお金持ちの考え方】

  1. 生きたお金の使い方をする
  2. 自分は運がイイと信じる
  3. 他人の悪口を言わない
  4. 他人に与える、見返りを要求しない
  5. 他人に助けてもらう

お金持ちの考え方とは

あなたは「お金持ち」になりたいですか?この答えがNoの人を見つける方が難しいでしょう。私も当然Yesです。

そこでお金持ちとは、どういったものかを知ろうと思い2冊の本を読みました。

【お金持ちの考え方に関する2冊】

  • 世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと
  • ユダヤ人大富豪の教え

2冊は驚くほど似ていた

2冊の本を読んでみて驚いたのは、まったく異なる著者にも関わらず共通する項目が多くあったことです。2冊目を読みながら、「アレ、この内容は最初に読んだ本にも書かれていたな」と思うことが多々ありました。

2冊の本では別々のお金持ちから教訓を得ています。にも関わらず内容が同じということは、お金持ちの考え方は共通しているということです。

「考え方」なら金がなくてもできる

そして、「お金持ちの考え方(思考方法)」を持っていたからこそ、彼らはお金持ちになったのだと考えると、自分としてもその思考方法を身に着けようと思うようになりました。

株や不動産投資をするにはある程度のお金がなければできません。しかし、考え方であれば手元に現金がなくても、自分自身の気持ちを切り替えるだけですぐに実践できます。

今日から、今すぐに実践することができます。

実践したいお金持ちの考え方5つ

私が今後実践していこうと思う、お金持ちの思考は次の5つです。

【実践したいお金持ちの考え方】

  1. 生きたお金の使い方をする
  2. 自分は運がイイと信じる
  3. 他人の悪口を言わない
  4. 他人に与える、見返りを要求しない
  5. 他人に助けてもらう

①生きたお金の使い方をする

生きたお金の使い方とは、「お金を使うことで新たに何かを得られる使い方」です。それは、新たなお金であったり、人間関係であったり、学び知識を得ることであったりします。

お金を使うことで、次のステージに進むような使い方です。

生きたお金の使い方の具体例

生きたお金の具体例として、次のような使い方があります。

【生きたお金の使い方】

  • 投資などにお金を使う(新たなお金を生み出す)
  • 他人へのプレゼントにお金を使う
  • 書籍やセミナーにお金を使う(新たな知識を得る)

自分へのご褒美は最悪

「生きたお金の使い方をする」の対極にあるのが、自分の欲求のためにお金を使うことです。その最たる事例としてよく聞くのが「自分へのご褒美」です。不思議にも2冊共に、「自分へのご褒美」は最も避けるべきこと、として書かれていました。

物欲に任せた消費には、賞味期限がありすぐにまた新しいモノが欲しくなるということです。

【自分へのご褒美には注意】

  • ブランドバックを買ってみる
  • 高価なランチを食べる
  • 物欲の赴くままに消費する

新たな効果を生み出すのであれば話は別

ブランドバックを買うとして、それが「新たな効果」を生み出すのであれば買うことに価値はあります。例えば、知識人との会合などのTPOのためにカバンを買うなどです。

②自分は運がいいと信じる

世の中、そうそう都合のイイことばかりは起きません。「なんで俺ばっかり、こんな目に合うんだ!」と思うことは日常茶飯事です。

  • 自分だけ会社から評価されない
  • 自分だけ負担の多い仕事を回された
  • 外出時に電車が遅れて打ち合わせに遅れた。ツイてない

いっつも、いっつも自分ばかり不幸が続き、周りをうらめしく思うこともあるでしょう。

不運をポジティブシンキングに変える

しかし、このようなネガティブな思考は、どんどん負の連鎖を生んでいきます。

ここは考え方を180度転換して、「自分は運がイイんだ」と思うようにします。そうなれば、見えてくる世界も変わってきます。具体的には、逆境でも耐えられる、失敗や逆境から何かを得ようとする考えに変わります。

「ネガティブ⇒ポジティブ」に考え方を転換する

最近の私の3つの不運

私自身、最近3つばかり“不運なこと”がありました。しかし、自分は運がイイと思うようになると、「不運も成長へのチャンス」と考えるようになり、実際にポジティブに活動できました。

具体的に私の3つの不運と考え方の転換をご紹介します。

不運1:他人の失敗の尻ぬぐいをさせられた

仕事で同僚が「かなりのやらかし」をしたのですが、そのフォロー役に任命されました。フォローをしたからといって私の業務成績に入るわけでもなく、通常業務に合わせてこの「余計な尻ぬぐい」をする必要があります。

今までの私であれば、「なんで私がそんな何の得にもならないことをしないといけないんだ」と上司を恨んだでしょう。しかし、今回は他人の尻拭いをする自分を「運がイイ」という視点で考えて、何か得るモノがないか考えてみました。

役員と顔見知りに

今回の失敗は会社でもかなり重要視されており、会社の役員も入って対策を練ることになりました。そのような会議に私も参加し、色々と意見を求められるようになりその結果、役員とも顔見知りになれたことです。

今では社内で会っても「例の件、よろしくお願い」と言われるようになりました。今回のことがなければ、役員と顔見知りになることもなかったでしょう。

不運2:株式で利益を失う

いずれ別記事でも書きますが、8月は決算発表があり私が保有する個別株のうち、3銘柄が決算ギャンブルで大きく下げました。この結果、利益の大半が吹っ飛びマイナス状態です。

通常であれば、「別に決算悪くないのに、どこのバカ大口が売ってるんだ」と悪態をついたことでしょう。

新たな投資を考えるように

この件があってから、「やはり個別株の運営はギャンブル要素が強いのか」と考えるようになりました。着実に増やすなら、インデックスファンドかなと投資信託を見直すきっかけになっています。

丁度、来年からは新NISAも始まるので、真剣に投信の購入を考えています。個別株を完全に辞めることは考えていませんが、10年20年先を見越した投資を考えるようになりました。

今これを気づけて良かったと考えるようにしています。

不運3:自転車がパンクする

これは些細なことなのですが、最近自転車がパンクしました。私は最寄り駅まで毎日自転車で通っています。歩けば15分程かかります。平日にパンクを直せないので数日間、暑い中を歩いて駅まで行きました。

健康促進に気づく

数日間歩いてみて、「老後の体力づくりのために歩くのもいいかも」と思うようになりました。高齢者の「若いうちにやっておけばよかった」リストで、歩いて足腰を鍛えておく。という項目があったのを思い出しました。

パンクは直したのですが、今後は駅まで歩いて通勤しようと考えています。

発想の転換で大きく気持ちが変わる

この3つの不運においても、「自分は運がイイ」と考え方を変えるだけで、ここまでポジティブに行動できるのかと、私自身非常に驚いています。考え方ひとつで腐らずに何かを得ることが出来ると学びました。

あなたも、「なんで俺ばっかり」と運命を呪うよりも、自分を成長させるチャンスと視点を切り替えてみてはいかがでしょうか。

③他人の悪口を言わない

正直これを実行するのは、なかなか難しいと思っています。仕事の同僚と昼食に行ったときも気づけば、「〇〇さんは、さぁ・・・」などと他人の噂話をしてしまいます。その内容は大抵その人の仕事ぶりに対する愚痴と相場が決まっています。

お金持ちが他人の悪口を慎むのは、それがネガティブな考え方に結び付くからです。負のエネルギーとでもいうのでしょうか。

本人にも事情があると考える

最近は他人に対して腹が立つこと、例えば誰かの仕事の要領が悪かったり、ミスをしたりしてこちらの負担が増えたとしても、怒りの気持ちは持たないように心がけています。まだ、ゼロにすることはできません。

考え方としては、「その人にも何か事情があったんだなと思うようにしています。また、②の「自分が運がイイ」という気持ちを持って、この負担も「運が良い」ことに転換するように努力しています。

他人の話にも乗らない

悪口は自分の口から出るだけでなく、会話の相手からも聞くことが多いです。「〇〇さんて、仕事あんまりですよね」と後輩から聞かされることもあります。

以前であればそこで相手の話に乗って、「そうそう、あいつは・・・」となっていたのですが、最近は抑えるようにしています。

④他人に与える、見返りを要求しない

お金持ちというのは、「他人を喜ばせる」ことに生きがいを感じているようです。そのため、友人を集めたパーティを開催したり、友人を誘って食事や旅行に行きます。もちろん、お金持ちの全額負担です。

一般の我々からすれば、「自身の生活も大変なのに、他人にかまっている余裕などない」、「お金が余っていればそりゃできるよね」と考えがちです。

お金がなくとも出来る

他人に与えることは、何も物品ばかりではありません。お金がなくとも出来ることはたくさんあります。例えば、相手の困っていることを手伝ったり、相談に乗ったり、仕事を手伝ったりなどです。

まわりまわって自分に返って来る

お金持ちは、他人に対して行ったことがいつかは、まわりまわって自分に返ってくると思っています。「見返りを要求しない」と少し矛盾しますが、世の中の輪廻や循環というものは意識しているようです。

見返りを要求しない

純粋に相手を喜ばせる(与える)ことが目的で、そこにはこれっぽっちも“相手からのお礼”を求めてないということです。

無意識に要求している

ただ、「言うは易く行うは難し」で、我々は無意識のうちに見返りを要求してしまいます。

「あいつは以前に仕事を手伝ってやったのに、こっちが忙しいときは見向きもしない」とか、「私はこれだけやってあげているのに、あなたは・・・」などのネガティブな発想が出てきてしまいます。

「与えよ、さらば与えられん」ではダメ

「与えよ、さらば与えられん」という言葉は、よく聞きます。求めるなら、まずは自分から与えましょう。という意味ですが、すでに見返りを前提としています(笑)このような考え方ではダメということです。

⑤他人に助けてもらう

人間、上手く行ったときは自分の手柄失敗したときは周りが悪いと考えがちです。しかし、成功した場合でも自分一人の力で成功したと考えるのではなく、多くの人の協力や助けがあってこその成功だと思うことが大事です。

傲慢にならない

自分ひとりの力で成功したと思えば思うほど、人はドンドン傲慢になっていきます。そして、周囲への感謝はなくなります。そういう人の周りからは人が離れていきます。

結果、助けてくれる人がいなくなり成功も成り立たなくなります。

どんどん人に助けてもらう

お金持ちは遠慮なく人から助けてもらいます。自分が楽をしたいというのではなく、自分一人では何もできないと知っているからです。そして、自分を助けてくれた人への感謝を忘れません。

周囲への感謝

会社であなたがいい成績を上げたとしても、それは部下や同僚の助けがあったからでしょう。また、取引先の人からも仕事を回してもらうという協力があったからです。

常にこのように謙虚な姿勢を心がけ、傲慢になることを避けましょう。

お金持ちの発想に近づけそうか?

以上、お金持ちの考え方(思考法)を5つ紹介しましたが、実行できそうでしょうか。

①と②については自分の考え方ひとつですが、③~⑤は他人への接し方も含まれます。特に③と④については実行が難しいです。

携帯にメモって復習している

私もすぐにこの5つの考え方を忘れそうだし、とくに③についてはすぐに相手の悪口を言いそうになるので、携帯にメモってマメに見返すようにしています。

私としては②の「自分は運がイイ」という考え方は何事にも前向きになれ、大きな効果があると実感しています。