書店に行くたびに投資関連のコーナーは見るようにしているが長い間、投資の本は買っていない。特に”手法本”に関しては今後も買わないだろう。
私の結論として、本を多く読んだからといって勝てるものではない。なぜなら、読んだ内容などすぐに忘れてしまうから。それに聖杯(万能に勝てる手法)は、存在しないと考えているので手法本は意味がないと思っている。
現在、手元に残っている投資本は3冊だけ。
①バブルの物語(ジョン・ケネス・ガルブレイス)
市場がフィーバーしてそれに乗りたくなった時に、心を落ち着かせるためのお守り
②デイトレード(オリバー・ベレス)
損切りの必要性とバンドワゴン効果について忘れないため
③投資で一番大切な20の教え(ハワード・マークス)
悲観と楽観という市場の振り子のサイクルを意識するため
共通するのは「高値で飛びついて買うな」、「本能に従った取引はダメ」ということである。勝つよりも負けないことを重視した本だ。
⇒株式投資における【聖杯伝説】 勝ち続けられる手法は存在するのか