生き方の話

夫婦に残された時間を考える 2人が健在であるうちに「今を楽しく過ごす」

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こんにちは、井上向介です。アラフィフ、サラリーマン、4人家族。子供2人は社会人となり独立。現在、妻と二人で生活しています。

この記事は、「夫婦に残された時間」について考える記事です。

この記事で分かること
  • アラフィフの残り時間について意識する
  • 避けられないものにどう対処していくか
  • いつかではなく、今を楽しむ考え方を持つ

結論、アラフィフ夫婦が楽しく過ごせる時間は、短ければ60歳かもしれません。いつかではなく、今を楽しみましょう。

アラフィフに残された時間は意外と短い

いつからか、人生100年時代と言われています。我々は皮肉にも長生きすることを恐れて、老後不安に陥っています。

しかし、それは「最長」を想定した場合です。では「最短」について考えたことはあるでしょうか?「最短」で考えた場合、アラフィフ世代に残された時間は10年~15年程度かもしれません。

子供が独立してから強く意識するように

私が“人生の最後”について、強く意識するようになったのは、子供が独立してからです。子供がいる間は、子育てに忙しく若い子供を見ていると、老いや死の事を考えることもありませんでした。

しかし、子供が独立して夫婦2人の生活が始まると「いつ、この生活が終わるのだろうか」と強く意識するようになりました。夫婦2人の生活はとても楽しいです。この楽しい時間が無くなるのがとても怖いというのが、私の今の心境です。

⇒【夫婦円満】子供の独立後 夫婦関係がうまくいく方法

肉体の死と精神の死

私が恐れる人生の最後とは、「肉体的な死」と「精神的な死」の2つです。夫婦2人の生活を楽しむためには両者が共に健在であることが条件で、自分だけが健常であればいいとうものでもありません。

肉体的な死

肉体的な死は、文字通りで分かりやすいです。病気や事故により物理的に死を迎えることになります。

アラフィフ以上となれば、癌の発生率も急速に大きくなります。その他、心筋梗塞や脳卒中といった、いわゆる三大疾病の可能性も高まります。

精神的な死

人の死は肉体的なものだけではありません。自我を保てなくなり他者を認識できなくなれば、残念ながら「その人はもういない」ということになります。

認知症がそれに該当します。認知症の発症は通常65歳以上からですが、近年では若年性認知症という症状もあります。また、脳梗塞から生還したとしても後遺症による失語症や相手とのコミュニケーションを取れなくなる場合もあります。

私の叔父が失語症になり、日本語を認知できず読み書きも喋ることもできなくなってしまいました。

【参考動画】

避けられないものを受け入れる

「老いと死」は現代の医学、科学力では避けられません。SF映画や漫画の様に、損傷した肉体を簡単に別パーツに取り換えることは不可能です。

避けられないものは受け入れるしかありません。我々に出来ることは、「どう対策するか」です。

残りの時間を意識して「今を楽しむ」

残念ながら、我々はいつ自分、もしくは妻や夫が自分の知っている“配偶者としての最後”を迎えるのか分かりません。

なのでそういうものに怯えるのではなく、いつ最後の時が来てもいいように「今のうちに楽しんでおく」というのが、最近の私の考え方です。

両者が健在でも、上限はある

仮に夫婦共に100歳まで生きたとしても、100歳夫婦が旅行や外食を「楽しめる」でしょうか?

おそらく無理でしょう。体力的にも精神的にも弱っていて、自分たちだけで外食など到底できません。そういった面からも、アラフィフに残された時間は“多くはない”ことが分かります。

出来るうちに今を楽しむ

結局、我々に出来ることは体の動く元気なうちに「今を楽しむ」ことです。旅行でもアウトドアでも、食べ歩きでも、豪華な外食でも。

なんでもいいから「今」やる。ということが大事です。

1人になってから後悔しないために

人生は後悔の連続です。すべての事柄に「最適解」を選択することはできません。ですが、少しでも後悔することを減らすために、私は今を楽しむよう意識しています。

妻がいなくなってから「あの時こうしておけばよかった」という、後悔をしないためにも今動くことにしています。

「後から」という考えを捨てる

まず、最初に実行したのが「後から、いずれ時間ができれば」という考えを捨てたことです。

【こういう考えは捨てる】

  • 定年になって時間ができてから
  • 老後資金が貯まって、生活の目途がついたら
  • 仕事が落ち着いたら

あなたも、こういう考えを持っていませんか?

来ないかもしれないゴールを設定しない

「〇〇したら」、実際にそういう日が来るのでしょうか?私は、来ないかもしれないゴールを設定するのをやめました。

人生に満足の時など来ない

今までの人生を振り返ってみましょう。なんの不安もなく安心できる人生の場面などあったでしょうか?おそらくそんな理想郷のような時期はなかったでしょう。

仮にゴール(満足)は出来たとしても、“その時”に体が動くか、精神的に自我を保てているか、は別問題です。

例え1億円という大金を手にしても、今度はそれを失う不安に悩むでしょう。真の満足は人生において「ない」と考えます。

順次ではなく、並列で実行する

「ひとつが終われば、次を始める」、具体的には「時間ができれば⇒夫婦生活を楽しむ」というような、順列ではなく「時間がない中で+夫婦生活を楽しむ」というような、並列での実行を意識しています。

自分の人生は自由に決めていい

人生は仕事のように「作業Aという手順の後に作業Bを行う」という決まりなどありません。自分の好きなように、同時並行でもまったく問題ありません。

仕事で身に付いた作業感覚を持ち込まないようにしましょう。

仕事はほどほどに

アラフィフともなれば、会社で重要なポストについている人も多いと思います。仕事に追われプライベートの時間が取りづらいということはあるでしょう。

我々は「昭和世代」です。まだ、仕事>>家庭という感覚で育っているので、どうしても”仕事優先”になりがちです。

少しでも夫婦の時間を確保する

しかし、そのような状況でも休日の散歩や近くのお店で外食ぐらいは出来るでしょう。

仕事が忙しい人は、「毎週土日のいずれかは夫婦で過ごす」というルールを作っておくもイイかもしれません。

定年後の100万の旅行より、今のマクドナルド

結論:夫婦に残された時間は、思っているほど長くはないと意識しましょう。

定年後に1人100万もする豪華な旅行に1回行くよりも、夫婦で毎週末マクドナルドや回転寿司を食べに行って「今を楽しみましょう

思い出の数”は多いに越したことはありません。

私たち夫婦が実行していること

最後に、サンプルとして私たち夫婦が実行していることを書いておきます。

【夫婦で実行していること】

  • 毎週末はどこかに出かける
  • 毎月1万円の外食費を使い切る

①毎週のお出かけ

これは、気を抜くとサボってしまいがちです。特に週末が雨だったりすると家に引きこもってしまいます。また、だんだんと行くところが無くなってきて意識しないと結構難しいミッションとなります。

②毎月1万円の外食

これはもう1年以上ずっと継続できています。外食なので、夫婦で出かけるよいきっかけになります。

マクドナルドや回転寿司などの定番から、外出先でブラっと入った店で意外なものを食べたりと、とても楽しめます。

写真の鰻を食べた時の1ヶ月(4週分)の外食費は、

  • フードコート:2,000円(2人分)
  • マクドナルド:1,400円(2人分)
  • 少し高めの中華:3,500円(2人分)
  • 鰻(妻):1800円
  • 刺身定食(私):1200円

という内訳でした。他の外食費を抑えれば、鰻も食べられます。

参考書籍

残された人生の時間や使い方について、参考になる書籍を2冊紹介します。

DIE WITH ZERO

「ゼロで死ね」すなわち、お金を使い切って死になさい。という発想の本です。ここまで極端にならなくとも、「今しかできないこと」の大事さを気づかせてくれます。

⇒【本から学ぶ】アラフィフのお金の使い方「DIE WITH ZERO」

限りある時間の使い方

この本は、この記事でも述べている「いつか」は来ない。ということを気づかせてくれる本です。いくら効率を重視してもゴールは来ないということです。

⇒【本から学ぶ】50代に残された時間を考える「限りある時間の使い方」

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