あなたは、自分の親がどういう最後を望んでいるのか確認したことがあるだろうか。私は先日実家に帰ってそれらについて確認してきた。私の親の希望は次の通り。
延命措置は不要、医師に確認されたときは迷わず「No」でいい。入院時は個室はNG、夜1人だと怖いのが理由。余命宣告は不要、死の恐怖に怯えることなく最後まで心安く生きたいので違う病名で嘘をついて欲しい。老人ホームに入るならどこでもいい。葬儀について積立ては無い、自分達の生命保険から葬儀代を支払って欲しい。最後にお墓の連絡先を聞いて終わった。
間違っても胃瘻などは絶対にしてくれるな！とのこと。自分達の周りで意識不明の親に胃瘻措置をして何年も死人同様の生活をさせているのを見ると、絶対にああはなりたくないそうだ。ここまで聞いておけば、なんの躊躇もなく最速であの世に送るから心配するな、と約束をして帰ってきた。
こういう事前確認をしておかないと、いざ親が倒れたときに戸惑ってしまう。本人に確認しようにも意識不明であればそれもできない。
