お金の話

【株式記録簿(号外)】130万円の利益確定を行った2025年7月

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130万の利益確定

 つい先日、こちらの記事で「相場が凪状態で暇だ」という内容をアップした。しかしその3日後に、「トランプ関税15%で合意」とのニュースが流れ、日経は爆上がりした。そんな相場が活気づいた7/25に私は、手持ち株をすべて処分して利益確定を行った。今後のために、今回の取引の流れと自分の考えをまとめておく。

 ほとんどがNISA枠だったので税金は引かれなかったが、一部特定口座もあり税引き後の手取り利益は約120万となった。投資額380万に対して、売却時の資産510万、134%増という結果である。結果的に早売りとなったかもしれないが、私としては十分に満足である。

 これ以上保有するのは、「利益が減るプレッシャー」に精神的に耐えられそうもないので利確した。これが今の私の実力の限界である。

勝利の要因の分析

 今回の取引で勝てた理由について、私としては次の様に考えている。
・2024年8月と2025年4月の暴落時に株を買えたこと
 ⇒ようやく、「正しい考え方」が身に付いたと感じている
・保有していたソフトバンク株(9984)が、たまたま爆上げしたこと
 ⇒完全に運(ラッキーだった)

利益確定した理由

・利益の大半を占めるソフトバンク株が、短期的には上昇しすぎと感じたから
・今回の上げの原因が、「関税15%合意」であり、その熱狂が冷める前に売るべきと感じた
・どの材料もそうだが、後から冷静になって考えると大した材料ではないと思うから
・保有株を全部処分したのは、当分相場から離れて精神的に休みたいと思ったから

反省点・その他

・暴落時以外で買った持ち株が3銘柄あり、それらはすべて損切りで約7万の損失であった
・チャートで底値圏だろうと判断し、安易に買っていた銘柄はすべて損失となっていた
・チャートで右肩下がりの銘柄の反転を期待するのは、思った以上に難しい
・(たぶん)ファンダ的には合格点のはずのニデックを保有していたが損失だった
・やっぱりファンダは、自分には無理と思った
・理不尽な決算ギャンブルが精神的にキツイ
・長期ではなく、短期の方が自分には合っている
・株の保有期間は最長で、約1年3か月程度
・バフェットの言う、オッズのずれた賭けは勝率が高い

残された課題

・早売りの可能性がある。日経高値更新を見て参加者が増える可能性もあった。それを待てばよかったか。だが誰にも正確に相場を読むことはできない
 ⇒「利食い千人力」、「頭と尻尾はくれてやれ」の教訓を優先する
・天井のサインなどあれば、今後を注視
 ⇒これはサンプルを見て経験を積むしかない

日経爆上げ時に考えていたこと

・天井はいつ頃だろうか
・手持ち株をいつ売るか
・新規買いや信用売りは一切考えていなかった
・大口(主に海外勢)は、いつ売り仕掛けるのか(利確するのか)
・安値で大量に仕込んでいる大口がいるはず
・大口は、どこまで日経平均を吊り上げるのか
・(おそらく)出遅れで買いに入る日本の機関投資家や個人は、どの価格から参加するのか。そこが売りのチャンスである。
 ⇒待てずに売ってしまった
・日経42,000円の高値を超えた後は、44,000円程度までは空白地帯で上がるかも
 ⇒待てずに売ってしまった
・ソフトバンクが過去の史上最高値12,180円から買われまくりだが、周りは儲かる根拠(材料)があって買っているのか。それなら売るのを待つ方がいいのか
 ⇒待てずに売ってしまった

利益を得た感想と今後の動き

・うれしいがあまり実感なし。画面の中のデジタルの数字が増えただけという感じ
・当分はノーポジで過ごす。次にまた悲観の暴落が起きたら、その時に買い出動する
・逆に次の暴落までは、絶対にノーポジを貫く意志を持つこと。そうすれば暴落時に手持ち株がマイナスになって買うのを躊躇するような事態にならない
・絶対に暴落は来る。それを信じて待つ

まとめ

・オッズのずれた賭けは勝てる確率が高い
・暴落まで辛抱強く待つことが大事
・自分の力で出来ることは悲観で買うこと。それ以降は運によるところが大きい。

今回の利益確定が正解だったのか、早売りだったのかは8月の記事で振り返ることにする。