こんにちは、井上向介です。アラフィフ、サラリーマン。子供2人は社会人となり独立。現在、妻と二人で生活しています。
この記事では、私が「40代前半で無職になり1年4か月好きなことをして正社員で再就職」した体験談について書いています。
もし現在、「やりたいことがあり、仕事を辞めようか悩んでいる人」は参考にして下さい。
- 40代前半で無職になってどう思ったのか
- 1年4ヶ月の無職期間は何をしていたのか
- どのようにして社会復帰したのか
私の履歴書

私の職歴は、次の通りです。一度の転職歴があります。
4大卒 → 就職 → 40代前半に会社が解散 → 1年4ヶ月無職 → 現在の会社に就職
【私の職歴】
- 大学を卒業して就職
- 40代前半に会社が解散
- 1年4ヶ月無職で過ごす
- その後、現在の会社に就職
①大学卒業→就職
私は1浪して私立の理系大学に入学しました。無事4年で卒業でき就職しました。
就職先は小規模な会社でしたが、職場環境にはまったく不満はありませんでした。
②40代前半に会社が解散
私が40代前半の時に会社が解散しました。倒産ではありません。会社清算でいわゆる「廃業」というやつです。
そのためドラマのように「朝出勤したら会社がなくなっていた・・・」というのではなく、事前に会社がなくなることは理解していました。
退職金は満額もらえました。
③1年4ヶ月無職(デイトレード)で過ごす
こうして会社がなくなり、私は40代で晴れて無職になりました。その時の私はやりたいことがあったので、妻と相談し了解を得てそれを実行しました。
なにをしていたかというと「株式取引」です。いわゆるデイトレです。
「家族もいるのに無謀すぎ!」といわれそうですが、株式投資の経験がゼロではなかったこと、1年間という期日と生活費は退職金から確保するという計画を立てていたので実行しました。
子供の手前と、1年間家に引きこもるのはつらい、という2つの理由から家賃が月3万円のワンルームを借りてそこで取引をしていました。
【下準備としてしたこと】
- 株式投資は未経験ではない
- 期日を1年と決めていた
- 1年間の生活費は退職金から確保していた
④社会復帰する
しかし、数か月の生活費は稼げたものの、この先も安定的に生活できる目途が立たたなかったので、キッパリと諦め再就職することにしました。
幸い就職先はあっさりと1社目で決まりました。こうして1年4ヶ月におよぶ私の無職生活は終了しました。
当時の心境

それぞれの時期の自分の心境がどんなものだったのか振り返ってみます。
私的にはすべて“計画どおり”の内容だったので、特に不安というものはありませんでした。
会社がなくなった時の心境
事前に知っていたので特に焦ることはありませんでした。会社がなくなる時期が分かっているだけに、次の計画が立てやすかったです。
就職したときから「この会社で定年を迎えることはないな(途中で会社がなくなるな)」と思っていたので、なくなることは想定内でした。
年齢的にはむしろ良かったと思っています。
再就職のことを考えると、あと10年遅れるほうがキツかった。この時の私は“挑戦するチャンス”と考えていました。
無職期間の心境
毎日、月3万のワンルームに出勤(笑)して真剣に取り組んでいましたので、気持ちとしては社会人の時と同じ感覚です。
個人事業主のような気分です。別にリタイアしたわけではないので、のんびり構えているわけにもいきません。
「40代で家族もいるのに無職になって、しかもすぐに再就職せずに慣れないデイトレとか不安要素しかないんですけど」
といわれそうですが、本当に不安要素はまったくありませんでした。その理由は次の5つです。
【無職でも不安にならなかった理由】
- 「1年間」と期限を決めていた
- 期限分の生活費は先に確保していた
- 子供の大学の学費はすでに確保できていた
- 住宅ローンや車のローンがなかった
- 今だろうが1年後だろうが再就職の難易度は同じだと思った
再就職しようと思った時の心境
1年も経過すると取引に対して自分の実力も分かってくるので「これで食べていくのはキビシいかな~」と思うようになります。
最初は「深夜バイト」を始めてある程度の生活費を稼いで、掛け持ちで継続することも考えました。
しかし、見込みもないのにズルズルと先延ばしすることは賢明ではないと判断し、当初の計画通り撤退し再就職することにしました。
「40代の転職は厳しい」と聞いていますが、「まぁ、どこかはあるだろう」程度に考えていました。
無職期間を振り返って思うこと
後悔はしていません。その理由はこの計画を実行した場合のリスクとリターンを十分に理解して、納得のうえ決断したからです。
妻の了解も得ていました。失ったものもリスクの範囲内でした。
【リスクとリターン】
- リスク(失うもの ⇒1年間の生活費、再就職が1年遅れること)
- リターン(得るもの ⇒自由な生活)
「1年ぐらいの挑戦ならやっておけばよかった」と、やらなかった方が後悔していました。
ただ「会社を辞めてまでやっていたか?」と聞かれると、答えは違っていたかもしれません。
会社がなくなり「強制的に無職になった」という”きっかけ”があったからこそ出来たというのも事実です。
社会復帰の経緯

再就職を決断してから社会復帰するまでの経緯を書きます。私は技術職で一定の範囲の業務は、”受注から納品まで”1人でこなすことができました。
そのため、同業種であれば”即戦力として”どこか再就職先は見つかるだろうと考えていました。
もともと小規模な会社にいたので、再就職先の会社の規模にもこだわっていませんでした。
最初はハローワーク探していた
最初はハローワークで情報を探していました。
私の希望する職種の求人もチラホラありました。「どこに応募しようかな?」と考えていた時に、私は退職時のことを思い出しました。
1年前に声をかけてもらっていた企業に就職
会社がなくなったときに私は上司から、「〇〇社がちょうど人手不足で人材を探しているのだが、君どうかな?」といわれていたことを思い出しました。
当時の私は「いや、他に考えていることがあるので結構です。」と断っていました。
そこで「あれから1年以上経っているけど、とりあえず聞いてみるか。上手くいけばラッキー」ぐらいの気持ちで元上司に電話をして聞いてみました。
幸いその会社は1年後でも人を探していたようで、正社員としてあっさりと私の再就職先は決まりました。
再就職しようと決めてから、採用まで1ヶ月もかかりませんでした。こうして私は1年4ヶ月ぶりに社会人として復帰を果たしました。
「【正社員採用 体験談】40代からの転職・再就職、面接で聞かれたこと」
やりたいことがある人へアドバイス

以上が私の職歴です。振り返って私が思うのは、「人は想定の範囲内なら動じない」ということです。
あらかじめ計画を立ててリスクとリターンを理解したうえで実行するのであれば、あとはその計画通りに動くだけです。
特に終わらせ方(出口戦略)をしっかりと決めておけば、ズルズルとオーバーランして失敗することもありません。
何かに挑戦しようと考えている人の参考になれば幸いです。