成功者がいう「自分は諦めなかったから成功した。だからみんなも同じように頑張れ」というのは本当なのだろうか。進むべき方向が正しければ諦めずに続けることはゴールに近づくだろう。しかし、その方向が間違っていたら?諦めることも重要なのではないのか。身近な例として楽天の携帯電話事業とメタ(旧フェイスブック)のメタバースがある。
どちらも既にかなりの投資をしているが一向に明るい兆しが見えてこない。楽天は遅きに失した感がある。逆にメタは時代を先取りしすぎでChatGTPなどの生成AIが今は求められている。メタバースはもう少し先に来るべきではないのか。
失敗者はあまり声をあげない。その結果、少数の成功者の声ばかりが目立ってしまい「諦めないが大多数=正しいこと」の様に聞こえる。しかし、実際にはその何倍もの「諦めなかった」声なき屍の山があるはずだ。挑戦することは重要だが、それと同じぐらい生還することも重要ではないだろうか。引き返す勇気も必要だ。