2024年は年初から日本の株式市場が絶好調だ。積極的な外国人買いという毎度のフレーズに加え、新NISA特需も影響している。私は「今は動くときではない」と自分自身に言い聞かせている。プッチ神父が素数を数えるように、私は本棚の「バブルの物語」を見て心を落ち着かせている。
「目先の値段なんか気にせず買っちゃえよ。下がっても長期保有ってことにすればいいじゃん。このままどんどん上がっちゃうよ」というバンドワゴンの心地よい音色に襲われている。「安く買って高く売る」が投資の王道なら今は真逆のタイミングだ。「じゃあ積立インデックスなら?S&P500なら日本関係ないし」というささやきも強烈だ。
2024年2月。振り子は間違いなく楽観側にある。いずれ振り子が悲観側に振れて「今は怖くて株なんか買えない(落ちるナイフは拾えない)」という時期が必ず来る。その時こそ出動すべき時だ。「勇気をもって買い向かうこと」と将来の自分へ向けてここに記録しておく。
そんないずれが、わずか半年後の2024年8月に到来するとは。。。