こんにちは、井上向介です。アラフィフ、サラリーマン。子供2人は独立し。現在、妻と二人で生活しています。この記事では、「自分に対する仕事の評価」が低いことで悩んでいる人へ向けた記事です。
【こんな悩みありませんか?】
- 一生懸命仕事を頑張っているのに会社側から評価されない
- 自分に対する上司の評価が低く悔しい思いをしている
結論、自分が次の3つの行為をしていないか確認しましょう。これをすると上司からの評価が下がります。①仕事を1人で抱え込む、②仕事の流れを止める、③仕事が丁寧すぎる
- 仕事の評価が下がる人がやっている3つの行為
- それぞれの解決策とその効果
- 仕事のできる人がやっていること
会社勤めをする限り評価は避けられない

自営業のように自分一人で仕事をするのならこのような問題は発生しません。しかし、会社勤めをする限り他者からの評価は避けられません。そしてこの評価は給料や出世に響いてきます。
自分のどこが悪いかは言われない
社内評価の難点は「自分のどこが悪いのか」をハッキリと言われないことです。そのため本人が評価が下がっていることに気づかないのでなかなか改善されません。直属の上司であれば、具体的に注意してくれて気づくこともありますが、部長ともなると1人1人の社員に注意はしません。黙って評価が下がっていくだけです。
仕事の評価が下がる人がやっていること3選

仕事の評価が下がる人がやっていることは、次の3つです。
【仕事の評価が下がる行為3選】
- 自分1人で仕事を抱え込む
- 仕事の流れを止める(レスポンスが遅い)
- 仕事が丁寧すぎる
①自分1人で仕事を抱え込む
「何から何まで自分1人でやろうとする」タイプです。この行為が評価が下がる理由は「扱える仕事の数が限られるから」です。また、1人でやるので当然時間もかかります。必然的に残業も多くなり人件費がかかることも評価を下げる原因となります。
②仕事の流れを止める(レスポンスが遅い)
「自分にバトンが回ってきたときに止めてしまう」タイプです。この行為が評価が下がる理由は「仕事が遅延し、本人だけでなく周囲全体へ迷惑をかけるから」です。
例えば上司から「〇〇さんにアポイント取っておいて」と頼まれごとをされても、返事だけしてそのまま放置です。翌日、上司が「〇〇さんに電話した?」⇒「あ、まだです。今からやります。」こんなことがしょっちゅうです。これで評価される方がおかしいです。
③仕事が丁寧すぎる
仕事の状況を理解せず「仕事を丁寧にやりすぎる」タイプです。この行為が評価が下がる理由は「時間と経費が無駄だから」です。このタイプは次の2つに分けられます。
- 無駄になるものに対して労力をかけてしまう
- 必要以上に労力をかけてしまう
①無駄になるものに対して労力をかけてしまう
まだ仕事の方向性も決まっていない段階から資料を作りこむ感じです。例えば「3つの素案の中から今後、どの案で進めるか方向性を決める」という会議があるとします。その会議に使う資料を3案とも作りこんでしまうパターンです。
採用されなかった2案につぎ込んだ労力はすべて無駄になってしまいます。そもそも素案の段階で作りこむことを誰も求めていません。このタイプは「状況判断が出来ない人間」ということで評価が下がります。
②必要以上に労力をかけてしまう
①とは逆に仕上げに関して無駄に作りこむタイプです。75点あれば相手からの要求はクリアできるものに対して、100点を目指そうとする感じです。
必要のない残り25%にかかる費用はいわば会社の損失です。このタイプは「原価管理のできない人間」ということで評価が下がります。
評価が下がると判断する「根拠」
私が上記の「3選」が”仕事の評価が下がる”と判断する根拠は、次の3つです。
【評価が下がると判断する根拠】
- 上司がボヤいているのを聞いた
- 上司から注意や怒られている場面を見た
- 「仕事ができる」といわれる人で、これらの行為をやっている人がいない
「自分1人で仕事を抱え込むタイプ」の解決策

会社が求めているのは「より多くの仕事をこなすこと」です。1人で仕事を抱え込んでしまう人は、この点を理解する必要があります。解決策は「自分と外注業者が協力して仕事をこなすこと」。そして「複数の仕事」を同時に進めることです。
自分の力を分散する
例えば、自分の仕事力を10点とします。
【1人で仕事をした場合】
- せいぜい「2つの仕事」に5点ずつ振り分けるので精いっぱい。
- 力は5点分なので仕事に遅れが生じる。これを残業で補う。
一方で、会社が求めている働き方は、
【会社が求めているもの】
- 1つの仕事に振り分けるのは2点まで。
- 残り8点分は外注業者に協力してもらう。
- 自分の力は10点あるので「5つの仕事」を同時に処理できる。
- 仕事の配分に無理がないので遅れや残業は生じない。
足し算より掛け算を目指す ⇒社内の評価も掛け算に
結果的に、「残業ありで2つの仕事」と「残業なしで5つの仕事」という大きな差が生まれます。確かにすべてを自分1人でこなせば、外注費用が抑えられるという利点はあります。しかし、残念ながら所詮は「足し算」です。「掛け算」の方が効率は上がります。
1人で抱え込んでしまう原因
以前に一度、仕事を抱え込む人と仲のいい同僚に「どうしてあの人は何でも自分でやりたがるのか?」と聞いたことがあります。返ってきた答えは、「自分でやらないと気が済まないみたい」というものでした。
原因は他人(外注業者)を信用できないこと
「自分でやらないと気が済まない」というのは、他者(外注業者)に任せて「間違われるのが嫌」ということです。「1から10まですべて自分の管理下に置きたい」という考え方です。
外注を避けては通れない
会社の規模が小さい場合は人員が少なかったり外注する費用もないため、すべて自分でやることになります。しかし、会社の規模がある程度大きくなってくると外注をしてでも扱う仕事の数を増やす必要があります。
【解決策まとめ】
「自分1人で仕事を抱え込む」タイプの人への解決策をまとめると、次のようになります。
【仕事を抱え込むタイプ】の解決策
- 自分1人で仕事を抱え込むことを”会社は望んでいない”と理解する
- 外注業者との協力は不可欠と理解する
- 仕事も評価も「足し算」より「掛け算」を目指す
【参考】仕事ができる人はこうしている
仕事のできる人は、外注業者をフル活用しています。それも丸投げではなく自分でコントロールしているので、仕事の内容もおおむね把握しています。
【仕事ができる人の対応】
- 外注業者をフル活用、しかも丸投げではない
- どの仕事も大まかな内容は理解している、細部まで理解しようとしない
- 取引先では上手く話しを合わせる
「仕事の流れを止めるタイプ」の解決策

私の経験ではこのタイプがもっとも危険です。なぜなら「迷惑をかける相手が広範囲におよぶ」からです。当然、上司からのイメージも最悪です。自分に心当たりがある場合は早々に解決しましょう。
とにかく、ボールは一刻も早く投げ返す
解決策は「とにかくバトンはすぐに回す」、「受けたボールはすぐに投げ返す」です。自分が遅れる分だけ「他人を待たせている」ということを理解しましょう。他者からのバトンは常に「最優先事項」として処理する癖をつけます。
どうしても対応できない場合は1つには断りを入れる
「バトンが2つ同時に回ってきた」、「1つのバトンを処理している時に、追加で他のバトンが回ってきた」という場合もあります。その場合の対処法として、「いずれか1つに対して断りを入れる」という方法をとります。具体的には、次のような対応です。
【すぐには対応できない時の返答】
- 今は〇〇を処理しているので、それが終わったらやります
- 夕方からなら対応できます(ある程度の具体的な時間を提示)
レスポンスを早くする ⇒多くの人から同時に評価が上がる
レスポンスが遅いことのデメリットは「多くの人に迷惑をかける」です。逆にレスポンスを早くすると“多くの人”に「〇〇さんはすぐに対応してくれる」という好印象を与えられます。結果として、同時に多くの人からの評価を上げることができます。
【解決策まとめ】
「仕事の流れを止める」タイプの人への解決策をまとめると、次のようになります。
【仕事の流れを止めるタイプ】の解決策
- とにかく、すぐに対応する
- 他者からのボールは常に最優先事項として処理する
- 複数バトンが回ってきたときには、いずれかに断りを入れる
- レスポンスを早くするだけで、「同時に複数人から」の評価を上げることができる
【参考】仕事ができる人はこうしている
仕事のできる人は、とにかくレスポンスが早い、しかも的確な返答です。関係者全員にメールを一斉送信しても1番に返事が返ってくる人は、毎回ほぼ決まっています。「他人を待たせない=少しでも早く仕事を前に進める」ということに重点を置いているのでしょう。
【仕事ができる人の対応】
- メールへのレスポンスがとにかく早い。
- しかも、返信内容が的確。
- 的確なメールが「全員へ返信」されるので、そのあとのやり取りが非常にスムーズに進む(他者から異論などが出ない)
「仕事が丁寧すぎるタイプ」の解決策

会社が求めているのは「最小の労力で最大の成果」となります。仕事が丁寧すぎる人はこの点を理解する必要があります。受注額、原価(材料費、人件費など)、目標利益はすべて決まっています。いくらでもお金(原価)を使えるわけではありません。
このタイプは次の2タイプに分かれるので、それぞれに対応した解決策を考えます。
- 無駄になるものに対して労力をかけてしまう
- 必要以上に労力をかけてしまう
「決定」していないものは、すべて「先送り」でいい
「①無駄になるものに対して労力をかけてしまう」タイプの人は、仕事を先送りする癖をつけましょう。いうなれば“仕事に緩急をつける”ことです。常に全力で仕事に取り組む必要はありません。モノになるか分からない部分は「積極的」に手を抜きます。
「手抜き」をしても責められることはない
仕事の手を抜いたら上司から責められるのでは?と心配している人がいたら、それはむしろ逆です。会社(上司)は無駄な労力は求めていません。仕事の進捗状況に応じた力の入れ具合を求めています。
満点で合格する必要はどこにもない
「②必要のないところまで労力をかけてしまう」タイプの人は、“満点”を取る必要はないことを理解しましょう。合格点ギリギリも微妙ですが、「満点かギリギリか」のどちらか?となれば、会社が求めるのはギリギリとなります。
自分も楽をできて評価も上がる
必要以上に力を入れてしまう人は、一度思い切って仕事の手抜きをしてみましょう。そうすれば意外にも2度おいしい思いが出来ます。
【仕事の手を抜く効果】
- 自分の仕事量が減って楽になる
- 手抜きをしたのに自分の評価が上がる
【解決策まとめ】
「仕事が丁寧すぎる」タイプの人への解決策をまとめると、次のようになります。
【仕事が丁寧すぎるタイプ】の解決策
- 変わる可能性のある部分はすべて「先送り」する
- 満点で合格する必要はどこにもないことを理解する
- 手を抜いた方が逆に評価されることを知る
【参考】仕事ができる人はこうしている
仕事のできる人は、非常に合理的です。逆にいうと、非合理なことを嫌います。なので無駄になると思っているものには余計な労力をかけません。たたきの素案をA4用紙1,2枚にまとめて、さっさと話しをまとめてしまいます。不必要な資料は作りません。
【仕事ができる人の対応】
- 非常に合理主義で無駄を嫌う、無駄なことに力を注がない
- 最小限の資料でぐいぐい話を進めていく
- 仕上げはすべての準備が整ってから、1回で終わらせる