長女の帰省と同居の再開
2024年の我が家の最大の出来事と言えば、5月に東京で就職していた長女が仕事を辞めてこちらに戻って来たことだろうか。その後の再就職先もすぐに見つかり(今風に言うと)リスタートは順調である。この長女の独立から戻ってくるまでの一連の出来事を振り返って思うところをまとめてみる。
遠方はやはり厳しい
長女の場合、関西から関東(東京)への独立であった。これはさすがに遠かった。すぐに会うことが出来ない。基本はお盆と年末年始の年に2回である、それも移動日も含めて4日ほど。もっともこれは長女がサービス業に就いたのが原因でもある。
にしてもやはり遠い。子供がインフルエンザなど病気で寝込んでもすぐに駆け付けることが出来ない。旅費もバカにならない。トラブルがあった時にすぐに手助けできない不安ともどかしさは辛いものがある。私は意図的にwebで顔を見て話をしていたがそれでも限界がある。
子供に話相手、遊び相手がいない
長女の友達の多くは地元に残る子が多かった。なので、東京では休みの日に遊び相手もいない状況である。これではなかなか日頃の悩みやストレスを解消する場所が無いと感じる。そうなると特に心が消耗しきってしまう危険性がある。こういう場合も遠方であれば家族がフォローすることもできない。
こちらに戻ってきた今は月に2、3回は友達と会って楽しそうに食事などに行っている。こういう心のリフレッシュはやはり大事である。
最適な距離感とは
今でも長女に家から出て行ってもらいたい(独立してもらいたい)という気持ちは持っているが、今は婚活優先のため保留となっている。独立した場合の距離感だが、上記のような経験から実家から1時間以内が遠方の限界と考えている。最適なのは親と鉄道の同一沿線で数駅離れるぐらいの距離だろう。
週末には気軽に実家に夕食を食べに帰ってきて一泊して帰る程度の「つかず離れず」の距離感がベストだと思っている。お互いのプライベートを優先しつつ、適度な接触もあるという感じだろうか。同居するほど身近にいるとうっとおしく感じるが、出て行けと言いつつ遠くには行ってほしくない。身勝手な考え方である。