くらしの話

【少子化問題】長女と考える少子化の原因と対策

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長女と少子化について話をしたので書いてみる。日本では少子化が叫ばれて久しい。政府もあの手この手で対策を行っているがいまだ改善の兆しはないどころか、むしろ悪化している。なぜなのか?

私と長女の出した結論は「今は結婚しなくても当たり前という風潮が蔓延しているので結婚しない」である。昭和の時代は皆が(周りが)20代で結婚した、だから私も(嫌々かもしれないが)結婚しようと考えていた。日本国民の大多数がこう思っていたから多くの人が結婚し子供が多く生まれた。

しかし、令和の今は周りを見ても“みんな”結婚していない。だから私もしなくても大丈夫だろうと考える。結果、未婚率の上昇→少子化という流れになっているという見解である。“みんな”がiPhoneを持っているから、私もiPhoneを持ちたいという感覚に似ているのではないかと思う。もちろん金銭面云々という理由も考えられるが一番大きな要因を挙げるなら「気持ちの問題」という結論になった。

政府の少子化対策の効果がイマイチなのは、対策が結婚後に重点を置いているからだと考える。(例えば養育費を補助するなど)問題は結婚後ではなく「そもそも結婚する気が無い」人たちをどうにかしなければという点ではないだろうか。

対策としては意識改革が効果的と思われる。とういうかそれしかない。昭和は専業主婦が当たり前、令和は共働きが当たり前、と大きく価値観は変わった。今後は結婚し子供を産むのが当たり前という考え方が主流になれば少子化問題は自然と解決に向かうだろう。

ただこの意識改革をどのように進めていくのかが難しいところである。いくらお金を積んでも人の気持ちを変えることは難しい。私も給料倍払うから遠くに転勤してくれる?と言われても現状に満足していればYesとは言わないだろう。最も望ましいのは自主的に変わっていくことであるが、それを待っている時間的猶予があるのかどうか。。。