こんにちは、井上向介です。アラフィフ、サラリーマン。子供2人は社会人となり独立。現在、妻と二人で生活しています。
この記事は、「会社での年下上司との関係」に悩んでいる人に向けた記事です。
【こんな悩みありませんか?】
- 上司が年下で仕事がやりづらい
- 年下上司と波長が合わない
「年下上司はやりにくい。」その気持ちはよくわかります。
現状、私にも10歳ほど年下の上司がいますが今のところ関係は良好です。
結論、無理に張り合わずに「適当に合わせて、いなす」のが得策です。
- 「私の上司は10歳年下」の現状紹介
- 年下上司への5つの対処法
- オススメしない3つの対処法
年下上司との付き合い方
「年功序列の廃止」や「転職」などで、自分より年下の人間が上司になることも当たり前の時代になってきました。
とくに転職をした場合は役職待遇で迎えられた場合を除き、高確率で上司は年下となるでしょう。これはある意味、しかたのないことです。
頭では分かっていても「過去の社会習慣のなごり」から年下上司を受け入れるのは、人によっては困難な場合もあります。
しかし多くの場合、今から上司部下の関係を逆転させるのは難しいので、良好な関係を築くことを目指しましょう。
年下上司が気に入らないポイントは次の3つです。
【年下上司が気に入らないポイント】
- 相手の態度に不満(主に口調、上から目線など)
- 仕事の能力に不満(自分より仕事ができないくせにと思う)
- 「年下が上」というのが無理、受け入れられない
タメ口が気に入らない理由
みなさんが、年下上司でいちばん「我慢できないポイント」が“口調”だと思います。
年下から「〇〇君」と呼ばれたり、“タメ口”でしゃべられるとキツイ気持ちは分かります。
「年上の部下」に対して敬語を使うかどうかは、相手(年下上司)の人間性によります。
なので、部下であるといった理由で年上にタメ口をきくのは「その程度の人間だから仕方がない」と割り切る方が、自分の中で納得も行くでしょう。
私の事例(上司は10歳年下)
私も転職組のため上司は10歳年下です。いまのところ関係は良好です。もちろん、「関係を良好に保つ努力」はしています。
口調について
私の場合はお互いに「〇〇さん」呼びで、両者とも敬語で話しています。
私は「自分が入社時にすでに在籍していた人」には今でも敬語で話しかけています。たとえそれが20代であっても気にしていません。
逆にいまさら急にタメ口や○○君呼びに切り替えるのもおかしいので、そのままにしています。
年下に敬語でも気にならない理由
私が誰にでも敬語でも気にならない理由を考えてみました。
仕事関係の相手はそれが発注者であろうと、外注先であろうと、新入社員であろうと基本敬語です。
それと同じだと思っています。私の中では「ただ単に他人行儀に話しているだけ。」という認識です。
上司とはジャンルが違うので楽
技術系の専門職のため同じ部署でも「専門」が異なれば、相手のやっていることはほとんど理解できません。
私と上司もこの関係にあり、上司は私の仕事内容の良し悪しをほとんど判断できません。
そのため、「〇〇さんにお任せしますので」という感じで、好きにやらせてもらえるので特段ストレスを感じません。
年下上司と上手くつき合うための5つのアドバイス
私なりに気を付けている年下上司との付き合い方を5つ紹介します。
【年下上司との付き合い方】
- 相手の口調への対処法
- 意見が分かれたときの対処法
- 感謝の気持ちを持つ
- 移動中の雑談で打ち解ける
- 最後は距離を置く
①相手の口調への対処法
現状、私はこの状況ではないのですが将来、タメ口の年下上司が現れた場合はこう対処します。
「相手の好きにさせる」気にしない。
先ほども書きましたが、「その程度の人間」ということでまともに相手にしなければいいだけです。
ただ、積極的に上司と関わることは避けるようにします。
②意見が分かれたときの対処法
仕事の進め方などで上司と意見が分かれることがあります。当たり前ですが、基本方針は「上司の意見優先」です。
自分の意見をゴリ押しはしません。すぐに引くようにしています。ゴリ押ししても、関係が悪化するだけです。
【ただし、責任は取ってもらう】
上司と意見が分かれたときに、上司案のデメリットなどは事前に伝えます。
その上で上司が自分の意見を採用し、さらにその結果が悪い方向に進んだのであれば、それは「上司の責任」と思っているので何も気にしません。
③感謝の気持ちを持つ
切り口を変えて感謝するようにしています。「管理職の仕事も大変で、面倒な作業をやってもらってありがとう。」と考えています。
これは皮肉とかではなく、本当にそう思っています。
交通費の清算処理や勤怠管理、売上げ管理など、自分の職務以外にも細かい雑用がたくさんあります。
上司がそれらをしてくれるので、「私は早く帰らせて」もらっています。そのようなことに感謝するようにしています。
④移動中の雑談で打ち解ける
上司に対して「距離感」や「苦手意識」を感じる人は、移動時や昼食時の雑談などで少しずつ間を詰めていきましょう。
私も今までは、年下上司と別の仕事をしていたので「形だけの上司部下」という感じでした。
しかし、今年から同じ仕事を担当するようになり、移動や昼食を共にすることが多くなりました。
これをきっかけに年下上司とは親しくなり、これまであった「距離感」や「やりにくさ」が大きく改善されました。
「雑談力」については、こちらの記事で詳しく書いています↓
https://uemukiblog.com/chat1/⑤それでも上手くいかない時は ⇒距離を置く
少しでもこちらから距離を詰めようと、雑談を振るなどの努力をしたにもかかわらず上司側にその気がない場合は仕方がありません。
その時は、こちらからも距離を取りましょう。
【上司との距離の取り方】
- 会話は必要最小限、極力こちらからは話しかけない
- 連絡は口頭ではなくメールで行う
- 移動時の会話も少なめで
おすすめしない3つの対処法
おすすめしない3つの対処法について紹介します。特に①、②については失敗すると社内で孤立する恐れがあります。
【オススメしない3つの対処法】
- 仕事で独断専行する
- パワハラ認定する
- 転職
①独断専行する
「俺のほうが仕事ができる」、「今までずっとこのやり方でやってきた」という気持ちから、上司を無視して自分流でやってしまう。
上司に相談せずに仕事を進めてしまう。
自分の気持ちは一時的に晴れるかもしれません。しかし、結果は上司との関係を悪化させるだけで何のメリットもありません。
逆に「組織として動けない人間」のレッテルを張られ自分の評価が下がるだけです。
自分の頭をアップデートする
自分の経験してきたやり方を押し通したい気持ちはわかります。しかし、時代は自分が思うよりも早く進んでいます。
ここで一度、自分の頭の中身を「アップデート」してみるのはどうでしょうか?
今の時代に沿ったあなた流の斬新な仕事のやり方が新たに見つかるかもしれません。
自分の頭をアップデートするのにおすすめの本を紹介します。「THINK AGAIN」その名の通り、「再考」です。
「THINK AGAIN」については、こちらの記事で詳しく書いています↓
https://uemukiblog.com/book3/②パワハラ認定する
本当にパワハラを受けている場合は別ですが、単純に“上司憎し”で安易にパワハラを持ち出すのは危険です。
パワハラとなると会社も本格的に動いてくるでしょうし、”さらに上”の上司への説明や周辺の同僚への聞き取り調査も行われます。
当然、年下上司もこれまでの状況説明と自己弁護をするでしょう。
③転職する
年下上司1人のために、こちらが転職するなど割に合いません。ある程度年齢が上がると次の就職先がすぐに見つかるかも分かりません。
そして最大の懸念材料は「おそらく転職先でも上司は年下となる」ことです。転職は最後の手段だと思います。
もちろん、自分の体や精神に変調をきたすぐらいなら転職した方がいいです。
「負けるが勝ち」の精神で
たとえ仕事で無理して独断専行してあなたの実力を示したとしても、現状は何も変わらないと思います。
それならむしろ「負けるが勝ち」の精神で、ほどほどの距離感を保つことが長い目で見て自分の利益になると思います。
【自分の時間を楽しむ】
上司との張り合いに労力を使うぐらいなら、さっさと家に帰って趣味などの「自分の楽しみに」時間を使う方がよっぽど有意義です。
上司・部下は”会社での一時的な関係”と割り切って自分の時間や家族との時間を大切にしましょう。
それでも転職したい人へ
それでもやはり今の職場での自分に対する評価に納得がいかず、転職を考えている人もおられるでしょう。
ですが、今の会社に留まりながら他の収入源を模索するという方法もあります。副業や複業などがそれです。
【複数の収入源を持つメリット】
- 1つの収入源がダメになっても、他からの収入で生活できる
- 定年等に縛られない働き方ができる
- 1か所からの収入よりも所得が増える
- 今の会社よりも高い評価が得られる可能性
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フリーランスという選択肢もある
新たな転職先でも人間関係に悩まされるのは嫌だ、という人には「独立してフリーランスになる」という選択肢もあります。
フリーランスになれば、自分1人で自由に仕事ができるので、わずらわしい上司もいません。
「フリーランス」に興味のある人は、こちらの記事で詳しく書いています↓
https://uemukiblog.com/freelance/