こんにちは、井上向介です。アラフィフ、サラリーマン、4人家族。子供2人は社会人となり独立。現在、妻と二人で生活しています。
この記事は、「”お得な”本の買い方」について考える記事です。
最近はジャンルを問わず積極的に本を読んでいます。そこで、私なりの本の買い方についてまとめてみました。
結論、Amazon、書店、メルカリを用途に応じて使い分けています。
- 用途別お得な本の買い方
- Amazon、書店、メルカリのメリット・デメリット
- 読書で得られる効果
Amazon(利便性最強)
最も便利な買い方で、おそらく多くの人が利用していると思います。送料も無料でAmazonプライム会員であれば注文した翌日着も可能です。
Amazonの使い方・目的
【Amazonの使い方・目的】
- 基本的には専門書、高額な本の購入
- 高価なためレビューや類似本との比較検討を行う
- 内容を吟味しなくてもよい本(漫画等)
Amazonで買うのは主に専門書で大型書店でもあまり扱っていない本が多いです。具体的には、投資関連の本を探すことが多いです。書店に探しに行く手間と、見つからなかった時の労力を考えるとAmazonで買う方が確実です。
その他、内容を吟味しなくてよい本(定期購入している漫画など)を買う時にも使います。
Amazonのメリット
【Amazonのメリット】
- 品揃えは文句なし
- 素早く手元に届く(翌日着)
- 利便性は現状、最強
冒頭にも書きましたが、Amazonは品揃え、他書籍との比較検討、送料無料、翌日配送など現時点においてもっとも使い勝手がよいサービスです。特に類似本を提示してくれるのがありがたいです。意外とそちらにあった本の方が良かったりもします
Amazonのデメリット
【Amazonのデメリット】
- 実際に手に取って中身を見ることができない
- 文字の大きさを確認できない
ほぼデメリットのないAmazonですがネットという制約上、不便な点もいくつかあります。
基本的に書店での立ち読みのように好きな部分を見ることが出来ません。また、アラフィフは老眼のため小さい文字の本は読みづらいのですが、文字の大きさを確認できないのもデメリットです。
レビューについて
ハードカバーの1,800円程度の本以上であればレビューは参考にします。特に参考書関連ではレビューに「初心者向け」、「ある程度知識のある中級者向け以上」と書かれている部分を見て、自分の求めているレベルの本か参考にしています。
書店(本との出会いを求める場)
実店舗の書店です。Amazonの登場により、実店舗で本が売れず街の書店がどんどん減っているという悲しいニュースも見ます。もっともそれ以上にスマホの登場で現代人が本を読まなくなったというのが主要因な気もします。
書店の使い方・目的
【書店の使い方・目的】
- 欲しい本の最終チェックの場
- 本との出会いを求める場
書店の用途は主に2つあります。1つは、買うと決めている参考書などを実際に手に取って最終確認する場合です。確実に売っているであろうレベルの本をチェックしに行きます。
本との出会いを大切にする
もう1つは、「本との出会いを求めるため」です。ぶらぶらと店内を回って気に入った本があれば買うようにしています。各書店では、店員さんがそれぞれのオススメや特設コーナーで本を紹介してくれています。そういう中から気に入った本を買うようにしています。
人の出会いと一緒で偶然を大事にして、ジャンルを問わず気に入れば買います。欲しい本がなくとも、書店には定期的に通うようにしています。
書店のメリット
【書店のメリット】
- 本を入念にチェックできる
- 目で見て本を探す楽しさ
- いろいろなジャンルの本に出合える
書店の最大のメリットは、実物を確認できるところです。目次や中身、文字の大きさ、本の厚さなど好きなだけ確認できます。ネットでは良さげに見えた本でも、実物を確認するとイマイチの時もあります。
書店のデメリット
【書店のデメリット】
- 定価で買うことになる
- 在庫がないときがある
本との出会いは楽しいのですが、書店では2,000円近くする本がメルカリでは500円程度で売られている場合もあります。
文庫本などであれば気にせず定価で買いますが、ハードカバーとなると価格差が大きいため、どうしても「まずはメルカリで探そうか」となってしまいます。
メルカリ(10冊読んでも5,000円)
いわゆる「フリマアプリ」というものです。最近は「ラクマ」など類似のアプリもありますが、私は昔から使っているメルカリを愛用しています。メルカリには、Amazon、書店にはない重要な役割があります。それは「本の売却」です。
メルカリの使い方・目的
【メルカリの使い方・目的】
- 読み終わった本の売却
- 高額な本を格安で入手できる
- ランダムな本との出会い
メルカリの最大の利用目的は「本の売却⇒資金回収⇒新たな本の購入」というサイクルを回せることです。特にビジネス、金融系の書籍は需要も高いため新書を購入して読んですぐに売却すれば、実質800円程度で最新のビジネス書が読めます。
メルカリの手数料など
メルカリで売却した場合、最低でも出品価格の10%の手数料と210円の送料がかかります。仮に、1,800円(税込み1,980円)の最新のビジネス書を書店で新品で購入し、読んだ後に1,600円で売れば手元には1,230円が戻ってきます。
実質750円で最新の書籍が読めることになります。欠点は本が手元に残らないことです。
【メルカリでかかる手数料】
- 出品手数料(売却価格の10%)
- 送料(書籍であれば、ほぼ210円)
メルカリのメリット
【メルカリのメリット】
- 格安で本が購入できる
- 絶版本でも購入できる
本の売却以外でもう1つメルカリの利点が、「格安で本が買える」ことです。ビジネス書であっても発売から数年が経っていれば500円程度で買えたりします。主に数年前に発売されたベストセラーと言われるハードカバー本です。
例えば、LIFE SHIFT(ライフ・シフト)やFACTFULNESS(ファクトフルネス)などです。これらの本は、いまだに書店では定価で平積みされています。
10冊読んでも5,000円
最近は気軽に本を読むことを目的として、メルカリを多用しています。購入するのは「500円以下の本」と決めています。検索機能を使えば簡単に「絞り込み検索」が出来ます。主にビジネス系の書籍と、生き方、人生についての考え方の本を購入しています。
1冊500円以下(送料込み)なので、10冊読んでも5,000円でコスパ最強です。つまらない本であれば途中で読むのをやめても、金額的に安いので気になりません。
メルカリのデメリット
【メルカリのデメリット】
- 手元に届くまでの時間的ロスが大きい
- 中古品特有のリスクがある
メルカリのデメリットとして、届くまでに時間がかかる。というものがあります。Amazonプライムの様に翌日には届きません。出品者の気分次第で購入から1週間近くかかってようやく届くこともあります。
このあたり、急ぎで読みたい本であれば価格よりも時間を優先し、Amazonか書店を選択することになります。
タバコの臭いなどのリスク
メルカリは基本「中古本」です。また、個人売買のためBOOKOFFの様に消毒などもされていないでしょう。私はまったく気になりませんが、「どこの誰が触ったかもしれない本なんて無理」という人には向きません。
また、ずっと本棚に置いてあったのかカビ臭い本や、めったにはないですがタバコの臭いが強烈な本もあります。私も過去一度だけ、「これはさすがに無理」となって読まずに捨てた本があります。
メルカリを使う場合、この辺りのリスクは、あらかじめ承知しておく必要があります。
どんな本でも1つは得ることがある
私は本を読んでいて気になるところには付箋を貼っています。読み終わった後に、付箋部分をパソコンに書き留めて売れる本はさっさ処分してしまいます。そして、どんな本でも1枚の付箋もつかない本はありません。読めば何かしら得るものがあります。
最近は本離れ、活字離れといわれています。しかし、日頃から本を読んで文章に慣れておくことは語彙力の向上や雑談ネタ、仕事の議事録作成やプレゼンの資料作成など多方面に役立つことでしょう。
【本を読むメリット】
- 知識の向上、雑談ネタとして
- 語彙力、文章力の向上
- 仕事への活用
- 生き方の方向性への活用