1年半ぶりのフィーバー到来
本当に、久しぶりに日本市場に「総楽観」がやってきた!史上最高値43,000円台も達成した。どこもかしこもバブル、バブルである。私の記録では、2024年2月から1年半ぶりである。7月末に早売りしてしまった私としては、このバブルを指をくわえて眺めているしかない。残念ではあるが、私としては十分な利益に満足している。
冬に種を蒔き、夏に刈り取る
「冬(総悲観)に種を蒔き(株を買い)、夏(総楽観)に刈り取る(株を売る)」というスタンスが身に付いた私としては、収穫後の真夏の今は完全にお休みモードである。去年の2月には、セイレーンの歌声のごときバンドワゴンの音色に誘惑された私も、今はまったく食指が動かない。ようやく人間の本能を捨て去ることが出来たということか。
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不正ログイン対策で出金
今は次の冬を心待ちにし、しばらくお休みすることにする。しかし、それまでの間、SBI証券の不正ログインが怖いので資金の大半を銀行に移すことにした。先日、出金手続きを行った。証券会社の口座には100万円も残っていない。これでなんの不安もなく待つことが出来る。
7月末売りの検証
7月末の利益確定に関しては、問題なかったと考える。7/25に売ったあとの週明け、7/28/29で株価は大きく下げた。ソフトバンクもニデックも大きく下げている。おそらく、下げの途中で利確していただろう。
株式投資は、ほとんどが運で構成されている。自分の力では、どうしようもない部分を“どうこうしよう”と考えるのは間違いだと悟ることも重要である。判断の結果、上手く行っても、上手く行かなかっても受け入れることが大事だと思う。
次回への教訓
今後への教訓として、「今回の爆益はまぐれ。実力と思うな。」がある。今回の利益の原動力はソフトバンク株を保有していたことであった。逆にいうと、ソフトバンク株を持っていなければ、そんなに利益は大きくなかったということである。次回の取引において、同じような皮算用はしないように。
もうひとつ一番大事なことを書いておく。「暴落は必ず来る。それまで株を買うな!」
120万円の使い道
手取りとして残った利益120万円の一部は家族に還元した。妻に20万、子供達に10万ずつ渡した。5万は家族でちょっと贅沢な食事に使う。残り75万は、次の投資を行う時の損失の補填原資として温存しておく。
「お金と時間の優先順位」の記事にも書いたが、遠い将来の50万円よりも、今の20万円や10万円の方が値打ちがある、と私は考えている。