歴史的記念日にノーポジという部外者ではなく、実際に日経-2,200円をまともに被弾したというのは、ある意味貴重な経験である。2日前までは保有株はプラスであったが、この2日で見事にマイ転している。もっとも、投資額の-6%でありまだ精神的には耐えられる額ではある。
このような時に、もっとも避けるべきは「政府や日銀が悪い」といった他責思考だろう。儲かっている時は「やっぱ、俺スゲ~」、損失が出ると「あいつが悪い」というのでは、投資に向いていないと思う。良いことも辛いことも自分の判断の結果である。
今はすごく怖いかもしれないが、数か月もすれば何事もなかったようになるだろう。(たぶん)前回は2023年10月が恐怖のピークであった。下げ幅は12日で-3,000円と今回の下げ(15日で-6,500円)の半分ぐらいであるが、あの時も市場ではパニックが起こっていた。しかし、今振り返ってみるとこの世の終わりでもないし、それから日経平均は1万円以上あげている。