くらしの話

【長女の婚活】結婚相談所を退会した話

アイキャッチ画像w1

 長女(20代半ば)が結婚相談所を退会した。入会したのが昨年の11月頃だったので、実質半年も活動していないことになる。どうして退会することになったのかまとめてみる。

致命的な理由、20代が少ない

 「長女の婚活が遅々として進まない話」でも不満の原因は書いたが、やはり20代の登録者が圧倒的に少ないということが最大の理由である。人との出会いを目的としながら、その人数が少ないというのは致命的である。長女は大手の結婚相談所に登録していたので、他も同じような状況と考えられる。

 もっともこれは、一概に結婚相談所だけが悪いとは言えない。なぜなら、20代で登録までして結婚しようという人が少ないのは、令和の感覚からすれば当たり前だからである。だが、このような状況で毎月1万円以上のランニングコストを支払う意義が感じられないのは、やむを得ないだろう。

半年で会ったのは4人

 在籍していた約半年間で、長女が実際に男性と会ったのは4人となる。いずれも20代である。月1人いかないぐらいのペースだが、これが一般的相場から考えて多いのか少ないのかは他のサンプルを知らないのでわからない。

男性に対する不満点

 女性側からの(長女の)一方的な意見となり、男性側にも当然言い分はあるだろう。それを分かったうえで、何が不満だったのか、どうして次のステップに進まなかったのかを書いてみる。

4人中3人への同一の不満点

 4人中3人の男性に対する長女の不満点は同一のものであった。ひと言で言うと「業務的な対応」らしい。「人間味が無い」という表現もしていた。なにか、どこかの窓口で来客対応されているような感じということである。

受け身体質

 その他、基本的に男性が受け身で女性である長女から積極的に話を振ったりして、色々と大変であったとのこと。時代は令和に移っても、やはり女性は「リードしてくれる頼もしい男性」に惹かれるのだろう。この辺りの要素が完全に欠如していた、と言っている。

 最後の1人は、その点はまったく問題なく長女も継続していきたいと考えていたのだが、残念ながら相手にその気がなかったようだ。

今後どうするのか

 退会後これといった解決策はないが、本人はマッチングアプリをやってみるとのことだが、どうなることやら。

不要な受験勉強をする人はいない

 いきなり話題が飛ぶが、「どうして高校生は苦労して受験勉強し大学に行くのだろうか?」答えは、その後の人生(就職など)が有利になるというのもあるが、「みんなが」大学に行っている、今の時代、大卒は当たり前だから、というのも大きな理由だろう。

 この「みんなが」というのは、横並びが大好きな日本人には重要な要素となる。そして、「みんなが」結婚”していない”時代に、わざわざ苦労して婚活する人は少数派である。受験勉強もやらなくていいのなら、やらないのと同じである。

 おそらく長女も今後の積極的な活動はやらないだろう。残念だが、親としてある意味諦めモードに入っている。30代になり「みんなが」既婚者となるころ、ようやく焦り始める未来も考えられるが、それなら今から活動してもらいたいと切実に願う。そして、我が家には未婚の長男もいる・・・日本の少子高齢化が進行するのを身近に感じている今日この頃だ。