この記事を書いている2025/4/5現在、世界の株式市場は大変なことになっている。トランプ大統領の関税問題で、チキンハートの日本市場は言うまでもなく、本家アメリカ市場まで絶賛大暴落している状況である。昨年の8月の大暴落からまだ１年も経っていないというのに、もう次の暴落が来ている。そうした中、皆さんは今どんな心境なのだろうか。
私の今の心境
私の心は、「まだ」穏やかである。私のポートフォリオも大きく毀損し収支は、当然大幅なマイナスである。しかし、心理的には「別に」な状況だ。最大の理由はやはり「現物買い」というところだ。信用維持率や追証を気にする必要はまったくない。一番底で強制的に切らされる心配もない。
後から振り返れば、多くの人が「もうダメだ」と思って切ったところが底である。今回の場合、4/4の金曜日が「もうダメだ」の日かと思ったのだが、実際は4/7の月曜日となりそうな気がする。金曜日夜のアメリカが大暴落しているので、金曜日の日本市場をなんとか耐えた人でも、この土日は生きた心地がしないだろう。
「いつ買うの？今でしょ」
では、今やるべきことは何なのか？私の中での選択肢は４つある。
①（リバウンドを期待した）現物買い
②（保有株の損切り）現物売り
③（更なる下落を見越した）信用売り
④様子見
このうち、②は無く、③はさすがに今からでは遅すぎる気がするし、元々やる気もない。よって①買い向かうか、④様子見の２択となる。
結論としては、少しの範囲（チキン）で「①現物買い」とする予定。少なくとも、日経が温暖な38,000円や40,000円付近で買うよりは“安全”だと思っている。もっとも、このように思考を変化させるまでに長い年月を要している。昔は怖くて様子見だった。正しい結果（利益）になるかは分からないが、正しい思考だと思っている。
大口は分かっている？
視点を変えて、ここまで世界を混乱に陥れて、トランプ大統領は無傷で済むのだろうか。大統領とはいえ、選挙で選ばれている身である。世襲の王様ならいざ知らず、有権者には配慮しなければならない。でないと、近い将来自分の首が飛ぶ。
穿った見方をすれば、
トランプ：今度、関税爆弾で市場を暴落させるから、お前ら準備しとけよ
大口：オッケー、しこたま空売りしとく
トランプ：頃合いを見計らって、妥協案を出すからな
大口：イエッサー、底の安値で買いまくるわ
トランプ：落としてからの妥協案で、俺の支持率も爆上がり
大口：俺たちも爆益でゴチでした
トランプ：お前ら、利益の２割は献金な
大口：トランプさん、えげつないっすわ そこにシビれる憧れるぅ～
な～んて、出来レースがあるかもしれない。しらんけど（笑）
というか、私もこのシナリオに賭けているので、よろしくトランプさん。
